あけましておめでとうございます

新しい年が明けました。お正月は楽しく過ごされたでしょうか^^

年始には、毎年恒例のお楽しみ、皆さんからの年賀状を嬉しく見せてもらいました(^^)

やはり自分で書いた文字や絵の描かれた年賀状は嬉しいものです。

 

最近は、SNSなどで年始の挨拶を済ませることが増えてきましたが、年に一度、「ん~ なんて書こう!?」と悩みながら手書きの年賀状をしたためる―― こんな経験はしておいた方がいいのかなと思っています。

 

えんぴつやボールペンで書くのはNG、ペンは黒か青がベター、宛名には○○ ○○様(先生の場合は○○ ○○先生)と敬称を書く・・等々、最近は手紙の書き方を知らない子が増えてきました。もしかすると、親御さんさえご存じない世代に突入しているかも知れませんね。

 

知人に、「パソコンの時代、これからは手書きの文字がキレイというだけで、自分の得意なこととして自己PRに使えると思うの」といって、熱心に硬筆と毛筆を習わせていたママ友さんがいましたよ。確かに、字がキレイな人って一目置かれますものね。

 

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さて、我が家も家族が久し振りに揃い、のんびりとした三が日を過ごさせていただきました。

 

ピアノの先生って、家で好きなことを仕事にしていられて、優雅でいいなー と思われている方が結構いらっしゃるようなのですが、全然そんなことないんですよ。

 

レッスンのある日はいつも、夕方からのレッスン開始時間から逆算しながら、日中のToDo を30分刻みでこなしています。このライフスタイルが沁みついているからか、今では時計を見なくても大体30分経ったかどうか、体内時計でわかるようになったくらい^^;

 

そんなわけで、あとの時間を気にせず家のこまごまとしたことが出来るお休みは、私にとって充電の時間でもあります。

 

楽譜制作などで出た紙モノのファイリングや整理をしたり、仕事抜きで好きな音楽を聴き続けたり、…まぁ、そういうことをしているうちに「あ、これ○○ちゃんのレッスンの時に使えそう」「○○ちゃんに聴かせようと思っていたCD、ここにあった!」なんてことになり、いつのまにかお仕事モードになっているんですけどね。公私の切り替えが難しいお仕事をするってチョット大変です^^;

 

帰省中の息子と弾き初めもしました(^^)

ちょうど、新しく連弾の楽譜を手に入れたばかりだったので、初見大会♪

 

彼が小さい頃は、私情が入らないよう私がレッスンすることはありませんでした。私の師匠のところへ通わせていたのですが、コンクール上位が常連というような子も在籍しているコースだったせいもあり、小学1年生のときから高校2年まで、毎日2時間の練習は欠かしませんでした。(もちろん、元日も!)

 

プロにするつもりもないのに可哀相だったかな…と反省しているのですが、「おかげでサークルでも初見が強いから重宝がられてる」と、本人はまんざらでもなさそう。今、息子は大学生活の傍ら、学生ビッグバンドに所属していて、演奏活動もしています。メインは管楽器ですが、キーボードやドラムも時々するらしい。

 

しっかりレッスンで基礎を叩きこまれていれば、こんなふうに大人になってからも音楽を楽しめるようになります。

 

途中で辞めてしまうと、残念ながら演奏の楽しさを知る領域まではなかなか残れないので、ソナチネレベルあたりまではがんばってみて欲しいところ。

 

そのことを意識して、私のレッスンは、基礎を学ぶ期間は、椅子の座り方から始まり、かなり細かい部分まで厳しいのですが、中学になる頃を境に、だんだんと本人の自主性に任せ、ゆるくなっていくのが特徴。

 

その年頃になれば、周りの大人にとやかく言われなくても、自分がよーくわかっているはず。「言われて嫌々やるよりも、自分の責任でしっかり結果を出しなさい」と言って、わざと突き放す方針へ切り替えています。(これはこれで、ある意味もっと厳しいともいえますが)

 

放任されても一人で結果が出せるだけの基礎基本を叩きこんでいるからこそ、突き放すことが出来るんですね。

 

今年もまた、皆さんの成長を楽しみに、「たのしく・きびしく・おもしろく」で音楽を自分のモノにしてくれる自律した子ども達がたくさん生まれることを願っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします(^_^)/

 

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新規レッスン生の募集は、2月頃からを予定していますので、告知までもうしばらくお待ちください。