最近、目覚ましい成長を見せてくれているK君。
レッスンルームに入ってくるなり、顔がニヤニヤしているので「お、今日も練習バッチリだったんだな^^ 」と丸わかり(笑)
「もしかして、今日もバッチリ?」
「うん、バッチリ(^^)」
「すごいじゃん」
「だってぇ 先生、かーんたん!」
「簡単だった?」
「うん、かーんたん!」
どれどれ?ではお手並み拝見といきましょう… というわけでレッスンをスタートしてみると、おっ☆本当にちゃんと弾けています。
「わぁ~ K君、ほーんとだ。ちゃんと練習してるねぇ\(^o^)/」
K君、ニヤニヤ(笑)
「俺、宿題も もう終わらせたもんねー」
「宿題って、学校の?」
「そう。作文。ピアノのこと書いた!」
「え?ピアノのこと?」
「そう。“今日一番がんばったこと” っていうのが題」
「お~ ピアノをがんばったから、ピアノのことを書いたってわけね!」
「そーそー (^^)」
彼は決して器用なわけではないのですが、言われたことを素直にそのまま、家でも続けて練習しているんです。初めてうちの教室へやってきたときには、ピアノの宿題なんてめんどくせー!と言って私に叱られちゃったくらいだったんですよ^^;
ピアノは毎日やらないと弾けるようにはならないという認識がようやく根付いてからは、やればやるほど、それまで自分の中でチンプンカンプンだったことの点と点がつながって、「わからなかったことがわかる」状態になり、それが嬉しくて楽しくて、またやる気になる…という好循環に入りました。
そのためには、彼のご家庭もおうちで声がけをしてくださっているようです。お母さんの意識が変わったことで、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんも応援してくれて、みんながK君を見守ってくださっています。
自分が変わったことで、周りの大人も自分に対して見る目が変わった… それがK君の自信になっています。だからこそ、今度はピアノ以外の勉強や私生活にも波及してきたのだと思います。
自分は変えられる!
私もみるみる成長していくK君に週に一度会えるのを楽しみにしています。そんな子どもたちがほかにもたくさんいます。
自分の花を咲かせることが出来るようになるまでに、K君のように割と早めな子もいれば、中学生になってから…という遅咲きの子もいます。やることは本当に極シンプルなこと…それを、忘れずに素直に(←ココ大事!)継続できるか、その継続を面白がれるか… ここに、早い・遅いが出てきています。(実践しない子は、残念ながら花が咲かないままピアノから離れるのも確かです。)
(´-`).。oO(それにしても、K君の書いた作文… 読んでみたいなぁ~)