伴奏者に立候補してみよう

夏休みも終わり、日に日に秋らしくなってきました。秋といえば芸術の秋。学校では学芸会や音楽祭、合唱コンクール等があるようですね。

 

倉敷市内では、11月に「学校音楽祭」という音楽イベントが毎年開催されます。市内の小学5年生と、中学・高校の吹奏楽部が一堂に会して、歌や合奏、吹奏楽の演奏を披露しあいます。早い学校では、夏休みの頃から準備を始めるところも多いようです。これに合わせて、ピアノ伴奏者や大型楽器担当のオーディションもあって、日頃音楽を習っている子ども達のあいだでは、ちょっとした目標になっています。

 

私も日頃から「伴奏者にはぜひ立候補してみて!すっごくいい経験になるよ!」とお話しています。出しゃばりって思われそう…とか、私そんなに上手じゃないから…と、二の足を踏んでしまう子もいるのですが、そんなこと全然ありません!

 

日頃は個人レッスンなので、練習を怠けていても誰にも迷惑はかかりません。(本当のことをいえば、自分に迷惑がかかってるわけだけど…w) でも、伴奏者になれば、みんなに迷惑をかけるわけにはいかない!と責任感が芽生え、いつになく頑張る子が多いんです。もうその頑張り具合ったら、「えーっ!そんなに弾けるんなら、もっと早くから練習してよぉぉぉΣヽ(゚Д゚○)ノ」と言いたいくらい(笑)

 

これをきっかけに、「わたし、頑張ればちゃんと弾けるんだ…!」と自信が持てるようになる子が続出。

(いやいや、だから前から言ってるじゃん^^; )と思うのですが、やはり自分で実感してみないとわからないものなんでしょうね。失敗するわけにはいかない!と切羽詰まると、藁をもすがりたくなるのか、ようやく日頃レッスンで伝えていることに真面目に取り組んでくれる子もいて、「先生の言ってたことって、コレだったのか!」とやっとわかってくれるんですよね。(和解するまで、苦節○年・笑)

その後も、「伸び」が本当にすごいんです。なので、ぜひ挑戦してみて欲しいのです。

レッスンでは、伴奏するときのちょっとしたコツも指導しています。ただソロで弾く時と、誰かの伴奏をする時とでは、ちょっとした違いがあるのです。

「せんせーい!選ばれたよー!!」と報告してくれる子も多くて、すごく嬉しい今日この頃です♪

 

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ピアノ伴奏といえば、お友達に教えてもらった、抱腹絶倒の笑えるBlogをご紹介しますね。決して電車の中とか、人の大勢いるところでは読まないように(笑)

 

もしもピアノが弾けたなら(「-私の時代は終わった」より)

 

なんなの、この『ピアノ習ってた』っていう言葉の魔力。
 言った瞬間、ちょっと気持ちよくなっちゃう、この呪文。
「あたしピアノ習ってた」っつー、この言いようのない素敵感覚。』

 

http://d.hatena.ne.jp/ikkou2otosata0/20061018/1347251979