嬉しかったこと

少し前のことになりますが…

パソコンの調子があまりにも酷いので、リカバリをしたんです。その際、これまでの情報データはしっかりバックアップしていたつもりだったのに、なぜか教室便りのデータを消失…(涙)
手書きの頃からカウントして、もう10年以上続けているものなので、すっかり萎えてしまいました。

そこで、教室便りに「これまでの物をお持ちの方、スキャンさせてもらえませんか」と、ダメモトで呼びかけてみたのです。案の定、数日経ってもなしのつぶて。

 

……と思っていたら!

 

「先生、お母さんから言付かってきました」という生徒さんが。

手元には、シワ一つない教室便りの束!彼女が小学生の頃から高校生になるまでの十数年間のものを、お母様は大切に保管しておいてくださったのです。

感激のあまり泣きそうになりました。

 

バッグの中でいつまで経ってもお手紙がグシャグシャになったまま…ということは経験しているだけに(苦笑)、これは本当に嬉しかったなぁ。ほかにも時々、「OTODAYORIを楽しみにしています」と言ってくださるママもいらして、こういう時、いつも私は二重の意味で嬉しくなります。

 

二重の意味とは、1つは、私が伝えたいこと、わかっていただきたい想いを、受け止めてくださるお母様がいらっしゃるという嬉しさ。

 

そしてもう1つは、我が子の習い事に対して真摯に向き合い、環境を整えるために親として出来ることをしようと考えている故にお手紙を読んでくださる… その親心に心打たれるという意味での嬉しさです。

 

またこれからも教室便りの発行は続けていきたいと思います!そうそう、話が逸れますが、「なしのつぶて」って「梨の礫」って書くんですね~。「梨」はただの当て字、「礫」は小石のことだそうです。文章を書き続けていると新たな発見があって、これもまた継続するモチベーションになりますよ☆