「わからん!」って言おう

早く上達するタイプと、今ひとつなタイプの違いってあるんです。

“上達さん” は、

  「わからん!」

って、ハッキリ言っちゃうんです。

 

説明したあとに、先生から「…というわけ。わかった?」と言われても、

うまく飲み込めなかったら

  「え?え?どういうこと?先生、もう1回言って」

  「んー…わからん!」

  「え?じゃあつまり、○△×■ ってこと?」

と、何回も聞き返してきます。

 

“今ひとつさん” は、「わからない」って答えると、叱られちゃうんじゃないかなとか、

カッコ悪いかなとか、バツが悪いなぁ…などと思ってしまいがちか、

もしくはあまり深く考えてなくて、本当はわかっていないのに、

「わかった?」と聞くと、反射的に「うん」とか「ハイ」って言っちゃうんですね。

で、そのままズルズルと無理やり進んでしまい、結局すぐに行き詰ってしまう。

「このあいだ習ったばかりじゃない!」って注意されちゃうことに… (>_<)

 

できれば、教えてもらったその時すぐに、質問できると一番Good!

一旦おうちへ帰って、「えーと… どうだったけ?」と不安になりながら、

もしも間違った練習をしてしまうと、悪いクセをつけた状態で、

翌週のレッスンに来てしまうことになります。

 

間違えること、わからないことを素直に言えることは、とても大切なんです。

これが出来ると、ピアノに限らず、勉強でもスポーツでも、何でも上達します。

質問できるというのは、そのことを「ちゃんと理解したい」という向上心の表れだからです。

ですから、わからない時には「わからん!」って言ってくださいね。

わかるようになるためのいろーんな方法の引き出しを、先生は持ってますから^^